ソプラノサックスは身体を壊す
先に、ソプラノサックスのYAMAHA YSS-82Rを使っていると書いていたが、実は現時点ではその登場頻度が激減している。なぜなら、もう一本、ソプラノを買ってしまったから。
カーブネックだけでなく直管もイイなぁと思っていたところへ、タイミングよく(いや、悪くかもしれない)ヤナギサワ9030の中古と遭遇してしまった。吹いてみたら、音程は82ほどでは無いが許容範囲内で、しかも音に厚みがあったので、ついつい衝動買い。
画像の右側がヤナギサワで、管体は銀色。銀メッキではなく銀製だったりする。
ちなみに、銀の比重は真鍮より重い。というわけで、このヤナギサワは左のヤマハよりも結構重い。テナーサックスだったらストラップで楽器の重さの大半を支えるのだけれど、ソプラノサックスでは、構造上ストラップは役立たず。ゆえに、ソプラノサックスの重さは、大半を右手親指で支えている。
この重さの違いが、結構な影響があったようで、しばらくヤナギサワを集中的に使っていたら、右手の親指を痛めてしまった。昨年末に痛めたことを自覚してから、ソプラノを自粛すると共に、自己流でリハビリを続け、最近になってようやく、右手親指を動かすことに支障が無くなってきた状況。ぼちぼちソプラノを解禁予定。
どちらをより気に入っているかというと、ヤナギサワに軍配が上がる。やはりシルバーソニックの音色は、魅力的と言わざるを得ない。
ヤマハはヤマハで、良い楽器なので当面手放す予定は無いが、しばらくは休眠状態が続きそうだ。