新・桂庵雑記

Jazz演奏やロードバイク、山や海など、桂庵(けいあん)が趣味に関することを書き散らしてます

おっさん初心者の大型二輪レンタル歴なぞ披歴してみる

2018年に、いい年齢(とし)のオッサンが大型二輪免許を取ってから1年が経過したわけだが、大型二輪じゃ無いのも取り混ぜて、何台か乗ってみた。その感想を披歴してみる。

 

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最初に乗ったのが、スズキのSV650X。直角V型2気筒の650CCで、大型二輪としてはかなりスリムなバイク。パワーがさして手に余ることもなく、いいバイクだと思う。ただ、慣れないこともあり、渋滞時のクラッチ操作は少々負担に感じたことが記憶に残っている。

あと、これをレンタルする直前に、運悪く四十肩を発症してしまった。これの痛みをこらえながら、カフェレーサースタイルの前傾姿勢を続けるのは、結構つらかった。

 

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 二番目に乗ったのは、大型二輪の最近の売れ筋であるカワサキZ900RS。見るからに、懐かしいオートバイの形。メーターもアナログで、外観は僕の好みにドンピシャ。

アクセルをさして開けなければ、扱いにくいということも無いが、高速道路で大きくアクセルを開けると、かなりの加速。一気にアクセルを開けたら、ウィリーするんじゃないかと思うくらい。さすがに100馬力を超えるだけのことはある。また乗ってみたいと思うのだが、レンタルの予約が結構埋まっていて、なかなか借りる機会が無い。

ちょっと意外だったのは、アイドリング時の排気音。予想していたより少々大きい。早朝にエンジンをかけて、アイドリングさせておくには、ご近所が少々気になるところ。

 

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三番目はホンダのレブル500。同じシャシーで単気筒のレブル250が、今のマニュアルギアのバイクでは売れているらしいが、その2気筒版。こいつで栃木まで高速道路を往復したのだが、馬力は足りている。だがアメリカンなライディングポジションのため、風圧の影響をかなり受ける。80キロくらいで流すなら良いのだけど、それ以上だと、ヘルメットが風で揺さぶられることもあった。

これの前に4気筒に乗っていたこともあり、高速道路でハンドルへの振動はそれなりに感じる。だが、それで疲れるというほどでもない。

予想外だったのは、ライディングポジション。どうも僕には、アメリカンスタイルは向かないようだ。ステップとの位置関係が原因で、ギアが少し操作しづらかった。

 

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四番目は、スズキのスクーターでバーグマン200。文字通り200ccなので、高速道路はキツいかなと予想していたのだが、普通に流れに乗って走る分には、さして不自由しないし、単気筒なのに振動は、同じく単気筒のエストレヤと比べると、雲泥の差。ウインドスクリーンが付いていたので、とにかくラクチン。スクーターだと200CC単気筒でも、以外と快適に走れるものだと、感心した。バイク乗りをダメにするスクーターかもしれない。

 

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五番目も普通二輪。教習所で乗っていたのと同じ、ホンダのCB400SF。ただし、教習車はそれ専用のセッティングで、エンジンの出力も落としてあるらしい。また、教習所で6千回転以上に回す機会など無いが、このバイクのレッドゾーンは12,000回転より上から始まっている。というわけで、山道で乗るCB400SFは、教習所のそれとは別物。4気筒の400CCを思いっきり回して走るのは、かなり気持ちいい。

ライディングポジションは、これが一番しっくりくるし、6千回転を超えると別次元の馬力を発揮するエンジンと相まって、別に大型二輪でなくてもいいんじゃね?と思ったり思わなかったり。

 

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さて、最後は大型二輪に戻って、カワサキのZ1000。人生初のリッターバイクが、こんなスパルタンなバイク(なんと140馬力)で良かったのだろうかと思いながら、三浦半島を走らせる。何て言うか、レーサーレプリカじゃないけど、回すとスゴいんです、って感じのバイク。さながら、加速番長!とでも呼ぼうか。

乗りにくいというわけじゃないが、CB400SFと比べると、やはり大排気量だなぁと実感させずにおかない。Z900RSよりもずっとスパルタンなバイクなので、1回乗れば、もういいかな。少なくとも、僕の好みからは外れている。

 

といった具合に、何台か乗ってきたわけだが、いつかハーレーに乗ってみたいという目標には、いまだ達していない。なにせハーレーは重い(300キロ超)ので、それよりは軽いバイクで慣れておこうと、少しずつ思いバイクに挑戦しているところ。これまでで最も重かったZ900RSが220キロくらいなので、もう少し段階が必要。ということで、次回はホンダのCB1300(270キロ)に挑戦します。