新・桂庵雑記

Jazz演奏やロードバイク、山や海など、桂庵(けいあん)が趣味に関することを書き散らしてます

自転車の周辺アクセサリとしての自家用車選び

拙宅では、2代目のトヨタ・プリウスを愛用中。現行モデルが4代目になるので、すでに2代前のモデルということになる。

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普段使いには、不満と呼べるほどの難点が無いので、良い車だと思う。しかしそれは、僕が自転車(ロードバイク)に乗る前の話。今は、ロードバイクを室内へ車載するのに難ありという、唯一にして結構大きな弱点を抱えた存在。初期のハイブリッド車の弱点として、荷室の床下に大きな電池を積んでいるため、通常の車ほど背の高い荷物は載せることができないのだ。従って今は、輪行袋に入れた自転車を横倒しにして積んでいる。載せる自転車が1台なら、まあ良いのだが、うちには2台ある。キャリアで屋根上に車載するのは、心情的にかなり抵抗があり、できれば避けたい。

 

この2代目プリウスが、近々3度目の車検を迎える。自転車に乗っていなければ、迷うことなく車検を通すのだが、自転車の車載と、今後のメンテナンスを考え、次の車を考えることにした。

 

自転車の車載だけを考えるならば、背の高い車(マツダのCX-5とかミニバン)にすれば良いのだが、拙宅の場合には、このような関門が待ち構えている。

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そう、昔の5ナンバー乗用車サイズの立体駐車場に入る車でなくてはならないのだ。制限車高1550ミリと書かれていて、実際問題としても1700ミリが限度だから、身長165センチの僕より背の高いミニバンは軒並みアウト判定。ちょうど9/10にモデルチェンジしたモデルが発売されたホンダのフリードなど、ちょうど良いサイズなんだけど、やはり高さが問題になる。

 

車幅に関して言うと、今の2台目プリウスは一応3ナンバーであるものの、全幅が1725ミリなのでOK。だが最近の車は、ややもすると全幅が1800ミリなんてのがザラに存在している。最近のマツダ車は、これで大半がOUTになった。

 

買い替え候補に挙げたプリウスαをこの立体駐車場に入れてみる。

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全幅1775ミリのこの車は、かろうじて収まっている。しかし、この立体駐車場に慣れた僕であっても、車庫入れは相当気を遣わなければならない。これ以上幅の広い車は無理だ。

実はこのプリウスα、立体駐車場に収まった時点では、ほぼこれにしようと思っていた。しかしこの後、実際に自転車を前輪だけ外した状態で載せてみたら、高さが足りないことが判明。

一応、後輪を外してこんな金具を付ければ、入らないことも無い。

でも、これを2台分置いておくのも、邪魔になる。後輪を外さなくても入る候補車が現れたため、プリウスαは 次期FX最有力候補の座を明け渡すことになった。

 

まあ、自転車の搭載能力の他にも、いくつか選択のポイントはあるのだが、希望としてはハイブリッド車の方が良い。走行距離はあまり長くないので、燃費による燃料代差額で価格差を カバーできるとは思っていない。それよりも、貧乏性の僕はハイブリット車に乗る前、車が坂を下るときのエネルギーを回収できないことを、実にもどかしく感じていたので、その思いに逆戻りしたくないだけだ。

 

さて、それでは最後に次期FXの座を手中にした車は何か?

 

それはホンダ シャトル です。

www.honda.co.jp

まだ納車まで、しばらく日があるので、実車レポートはできないけど、2列シート同士で比較しても、プリウスαよりも荷室の使い勝手が良さそうだった。5ナンバーで高さも1545ミリだから、うちの立体駐車場にも問題なし。長距離走行での燃費は、今のプリウスよりも伸びそう。そして、ロードバイク2台を室内に楽に積載できる。

 

実は僕が一番最初に買った自家用車が、ワンダーシビックのシャトルだった。

b-cles.jp

ボディ形状のコンセプトは、今のシャトルとほぼ一緒だろう。20年を経て、シャトルに還ることにしたのには、何か縁のようなものを感じる。

 

さて、今月中には納車される予定なので、自転車を積んで遠出するのが楽しみだ。